YORIsoi Report 2023
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サントリー食品インターナショナル株式会社様との協業により、ペットボトルの水平リサイクル「ボトルtoボトル」が万代で実現しました。これは、万代の店頭で回収した使用済みペットボトルを、新たなペットボトルに再生させる取り組みです。この取り組みにより、新たな化石由来原料を使わないため、CO2排出量を約60%削減することができます。また、使用済みペットボトルを新たな製品に再生することで、資源の循環を促進し、環境負荷の低減に貢献することができます。万代ではお客様ご協力の下、商品販売時に使用している樹脂トレーの回収を実施しております。2022年3月〜2023年2月の期間においては、486tのトレー回収を行いました。回収されたトレーはエコトレーとして再生し、店舗にて再利用を行っています。この取り組みにより、1,816tのCO2を削減することができました。2023年より、店舗の屋根に太陽光パネルを設置し、CO2排出量の削減に取り組んでいます。日中、太陽の光を使ってクリーンな電力を作り、店舗で利用します。太陽光発電は、火力発電に比べてCO2を排出せず、持続可能な社会の実現に貢献します。11ペットボトル回収事業トレー回収事業遮熱塗装太陽光パネル設置遮熱で省エネ・CO2削減ボトルtoボトルで、限りある資源を大切に。樹脂トレー回収で未来を創る取り組み太陽光発電で地球に優しい店舗づくりCO2 1,816tDownCO2t4.5Down2023年5月、堺物流センターは屋根と空調機の室外機に遮熱塗装を実施しました。遮熱塗装は、太陽光の熱を反射して建物内部への熱の侵入を抑制する効果があります。これにより、空調機の稼働時間を短縮し、電気使用量を削減することができます。遮熱塗装の実施前後で電気使用量を比較したところ、2022年6月〜9月期は1008,434kWhでしたが、2023年6月〜9月期は924,979kWhと、8%の削減となりました。CO2排出量に換算すると、4.5tの削減に相当します。廃棄物削減対策脱炭素への取り組み環境に寄り添い

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