YORIsoi Report 2024
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エコアクション21は、環境に配慮した経営を継続的に行うための環境マネジメントシステムです。環境経営の目標を定め、実践・評価・改善を繰り返すことで、企業の成長と持続可能な社会の実現に貢献します。2024年度は新たに八尾店を含む13店舗にて認証を取得しました。新店出店時や店舗改装時を機に、店内照明やショーケース、バックヤードの照明はLED照明の導入を進めています。LED照明は消費電力が少なく、CO₂の排出量削減につながるほか、水銀などの有害物質を含まないといった特徴もあります。今後もLED照明の導入を進め、環境に優しい店舗づくりを行ってまいります。チャレンジ・カーボンニュートラル・コンソーシアム(CCNC)の活動として、2024年11月に『万代ゲンコツ(減CO2)キャンペーン』を大阪府下113店舗で実施。大阪府内の小学4〜6年生(約21万人)にエコラベル学習キットを配布し、店頭商品からエコラベル表示品をゲーム感覚で探すことで、環境問題への理解と行動を促しました。2024年5月、JR西日本グループの貨物列車を使った水産物輸送実証実験に参加。青森県産の帆立を鉄道とトラック冷凍ショーケース内に外気が侵入すると、ケース内の冷却に多大な電力を消費します。冷凍ショーケースに扉のついたリーチインケースを採用することで、冷気の流出防止と外気の侵入防止を図り、少ない消費電力で庫内温度を維持できるようにしています。 電力需要の多い日中の消費電力削減のため、深夜の電力で氷を作り、営業時間中の冷房として利用できる「氷蓄熱式空調システム」を導入しています。空調を効率よく稼働させるためには冷媒の過冷却が必要です。この過冷却のために夜間に作った氷を使用することで、エネルギーと電気使用量の削減を実現しています。輸送で配送し、CO₂排出量を検証。従来のトラック輸送(2.1t/回)から複合輸送(0.5t/回)へ切り替えることで1.7tの削減を実現。今後は対象商品を拡大し、鮮度の高い商品を環境に優しい方法でお届けできるよう取り組みを進めます。16認証番号 0014096地域とともに進める環境学習と物流改善エコアクション21省エネ対応設備の導入氷蓄熱式空調システムの導入減CO₂プロジェクトモーダルシフトトライアル実施環境負荷の低減コスト削減と生産性向上リーチインケース導入扉付き冷凍ショーケースで省エネルギー化エコアクション21による持続可能な社会の実現への貢献夜間電力を活用した省エネ冷房システム小学生向け環境教育の実施鉄道輸送を活用した環境負荷低減の取り組みLED照明の導入推進

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